夕暮れのみかん箱の上で

作品の感想や考察を気ままにあげるところ

推しが隣で授業に集中できない!最後まで読みました。

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推しが隣で授業に集中できない!
6巻読んだ後の引きから7巻発売まで待ちきれなくてアプリ入れたら無料チケットで残りの全話が読めたから勢いで最後まで読んじゃった。

最後までの感想本当にネタバレ配慮無しに書いてるので単行本派の人は読み終わってから是非この先を読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり読み終わってから思ったのは終わっちゃったな...と思う喪失感。やっぱり好きな作品が終わるのはいつだって寂しいものです。


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この作品を好きになったのはやっぱり推してるアイドルが隣の席にいたらどうなるか!と言うアイドルを推した事がある人なら共感してしまいまくりなテーマに惹かれてが大きかった。

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試し読み↓

https://comic-days.com/episode/13933686331728610954

最初は中々学校に来れないアイドルとファンの友人関係を中心に描いていくんだなと思っていたらアイドル活動をしてる千尋ちゃんの話も増えて行って

その2つをバランス良く両立して描くのって結構大変そうに思えるんだけどそれが絶妙に良いバランスで読んでて心地良かったしそのどちらも知れるのは読者として、そして千尋ちゃんが1番好きな自分にとってはこれ以上ないくらいに読んでいて幸せでした。もうすっかりシャイナーです。

 

読んでて好きなところは26限「両立は大変」で咲子とまーやが千尋のためにアルバムを作ったのを見せるシーン。


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2人が千尋ちゃんのためを思って行動をしたのがただただ嬉しかったし

中々学校に来れない千尋ちゃんだからこそ形に残る思い出はなによりも大切だと思うのでこのシーンはジーンと来ちゃいました。

 

次に好きなところは30限「ルーティーン」で歌詞をトバしてしまった千尋がトイレで泣くシーン。

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直前で誰にも負けないと言っていただけに読んでいるこっちも泣きそうになる。

千尋の事が知れるのも千尋好きとしては嬉しかったし何よりもみんなの前では笑顔をキープして1人になった時に弱音を目一杯吐き出すのがまさに「アイドル」で良い。

でも仲間の前でくらい思いっきり泣いても良いんだよ、と思ったのもまた事実だけどこういうアイドルとしての千尋もしっかり描いてくれるのが推しとなの魅力なんだよなって。

その前後の千尋を気にしてる沙奈もすっごく好き。こういう関係性が読んでて心地いい。

 

最後に1番好きなシーン

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40限「ソロ仕事」にて段々ソロで仕事を貰ったり春シャンメンバーが憧れてる番組に出れたり順風満帆だけどその在り方にモヤモヤしてる千尋に対して美咲が言い切るシーン。

読んだ時、この話を読むためにここまで推しとなを読んできたんだって思えた。

ここまで度々悩む千尋ちゃんを見てきたけど1番見たかったのはここなんだって。

推しとなは全体的に何かを選ぶ女の子をしっかり描いているのでこの話はその最骨頂を感じた。

 

作品を読んでて嬉しいのってやっぱこういう瞬間だと思う。

まだこれは5巻だから早すぎるかもしれないけど

最後まで自分はこの作品を好きで居続けられるんだろうなって確信が持てた。

 

その証拠にこうして最後まで読んだ余韻が抑え切れずTwitterの長文感想で済ませようと思ったのを辞めてブログという形に残るものでこの作品がどれだけ好きだったかを書いてる。

 

 

この作品を読んでて凄いなって思うのは春シャンのライブシーンがまさに今読者もライブ会場で一緒に観ているんだ!と感じられるところ。

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読み終わった後、周りを見たら自室であれ?さっきまでライブ会場に居たはずじゃ...?と不思議な感覚に陥る。

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もうね、アガるに決まってるんですよこんなん!!!リアルライブで見たら叫んでるよ間違いなく!!春シャンまじハンパないって!

 

終わってしまったのはやっぱり寂しくもあるけど

最後までこの作品を推し続けて後悔なく推し切ったぞ!と心から感じているので満足感は凄い。

勿論もっと読みたかったな、と思うところが無いとは言い切れないよ。だって大好きな作品だったんだもん。

あぁー、アニメ化とかしないかなー!!!

作中で使った曲全部リアル曲にしてアルバムみたいにして販売して欲しいー!!絶対買う!!!

君とサマーラブがアイドルソングらしいから特に聴いてみたい!

 

 

 

ここからは1巻から読み直しての感想なんだけど

 

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ちろちゃんだけを見てる時のピンボケ描写がとてもいいなって感じた。

 

単行本1巻から知ったから推しとなと過ごした時間が1年ちょっとなのに驚いた。

思ったよりあっという間だったんだなって

好きな作品だと時間の流れってゆっくり感じて、推しとなも3年は少なくとも触れてたような感覚だった。

 

そんな作品に出会えた事が何より幸せでした。

本当にありがとうございました!