ふせったー(https://fusetter.com/tw/uWrcRzDb#all)でたくさん感想は書いてもう書き切ったかなぁと思いながらペラペラ読み直してたらまだまだ書くべき事が残ってる気がしたので書きます。
というか気付いたら50話なのですね。感慨深い...。
まずはここ
前回で親子仲修復RTAをやり遂げた小春、今思えば作中で触れられたジョーカー的振る舞いそのままですね。
気配りが行き届いている......。
次にここ、わがままという単語に反応してるのはわかるけどこの後の振り返るシーンってなんだろうなって疑問だったんです。
今までの小春を思うとかつてはいい子であり色んな感情を出せなかった小春がわがままを言えている、と後ろ(過去の自分)を振り返って自覚したシーンって事なのかもなって思いました。
次に問題のシーン
1枚目、最初は虚ろな目な事に衝撃を受けましたがよくよく見ると泣いていた事がわかり更にダメージを受けました。これがずっと見たかった小春の涙です。
見た目的に小4〜5くらいなのに完成された道化の仮面を被る小春......。
もっと甘えていい年齢なのに、そこまでいい子じゃなくても良いのにって思ってしまいます。
この3ページで描かれるロリ小春はまさに心の奥で悲しみを持っているピエロそのものです。しんどい。
そういえば3巻20〜21話でもありましたが小春が過去の夢を見るときはトリガーになるものが存在していました。
ざっくり言うとこの辺
じゃあ今回はなんだろうと考えたところ
①46話で小春のおばあちゃんが小春を裕子と間違えたところ〜旅行中の小春とおばあちゃんの枠外での絡み
②わがままというワード
これらが該当すると思います。
①については目が覚めた時にかつてのように「はるちゃん」と呼ばれて嬉しそうに抱きつくところで説明が付いてるかなと。心の中ではめっちゃショックだったのかもしれない。
②はいい子を演じている頃の夢を見ているので(食べるものに意見を言わず対してなんでもいいと言う等)
①のシーン、実は結構引っかかるところがあって、認知が入ってた(?)とは言え小春を裕子と間違えたのはその時の小春が孫ではなく裕子さんのような振る舞いだったからじゃないか説。
直前にひなたさんの娘を演じる小春があったのもあるのかなあと思ったり。
その答えの一つとして子供のように寝ている無防備な小春にはちゃんと「はるちゃん」と呼べていたところが大きいかなと。
単純に魚→鍋が出て来たように小春が見ていた夢の辺りの記憶に戻っていた可能性も捨てきれません。
この辺はまだ情報が少ないので先の話待ちですが可能性の一つとしてあり得ない事はないのかもな、と。
にしてもおばあちゃんが撫でた後はちゃんと年相応の顔になるところ好きです。
次にひよりから出た小春のわがままは最初から発言
一誠さんから言われた事をそのまま受け取ってひよりの中で小春が反発する事=わがままになっているっぽいのが可愛い。
姉妹である以上そう言うやり取りはあって然るべきだと思うので小春とひよりがちゃんと姉妹出来てていいなあってシーンではあると思います。
この辺はひより視点で読んでいる人の感想待ちかもしれない。
ので自分はこっちを考えます。
直前に家族3人だけでご飯を作った事に対してのずる発言があるので4人で作ったことにしたかったのかなって。
まぁ若干いつものマウント取りも含まれている感じもしますが発言の本質は4人で作ったご飯にあると思ってます。
彼女の発言で抜かりないのは別に提案しているだけで他2人からうどんがいいと言われたら引き下がる気配りも感じるので4巻の頃と比べてプレゼン力の上昇を感じます。この子確実に勝ちに来ている......!
釣りでは小春はひよりに敵わないけど料理ではひよりは小春に敵わない、いい関係性ですよね。
そして何より夢の頃のいい子を演じて自己主張が少なかった小春がちゃんと自己主張をしているのが良いです。
悲しみが消えないのは6巻で語ってますし、1人になるとやっぱりすごく後悔して寂しくなるんだと思いますが今の小春の周りにはたくさんの人がいてそうなる頻度はすごく減っているんじゃないかなと思ってます。慣れていったのももちろんあるでしょうけど。
何にせよ小春が幸せそうにしているのを見ているのが読者としても1番の幸せなので良かったね、小春。
と思わざるを得ません。
今回の旅行では
おばあちゃんにまた「はるちゃん」と呼んで欲しかった
無意識のうちに自己主張ができるようになっていた
家族4人で料理が作れた等小春にとって嬉しいポイントが多いからこそこの笑顔なのかなって。
内2つは旅行の後なので尚更、な気はします。
何度も言いますが小春が笑顔な事が自分にとって1番の幸せ。これからもこういう笑顔をたくさん見たいです。
まだまだ7巻範囲の話は掘り下げ甲斐があると思うのでまた何かあれば書きます。