読了しました!
今回も感想書いていきます!
まず購入前に見たあらすじの感想から
「ねえ、たけぴーはどう思う?」
栞さんから丸投げされたのは、この高校にいるという“美人現役女子高生作家”の捜索依頼。
著書であるライトノベルを探しに訪れた書店で更紗と遭遇し、
「その作者って、三年の福間さんなんでしょ」
あっさり解決かと思いきや……真相はもう少し、複雑な恋愛事情が絡んでいて――。
一方で近づく秋の学園祭。作家捜しで妙な名声を得た僕は舞台の脚本を書くことになっていた。
とある事件からエースと部員が抜けてしまった演劇部。部に残された依頼者・戸部先輩に思い出作りだなんて言わせないため、瀬奈たちも巻き込んで準備は進み……
しかし迎えた本番、何者かが脚本を書き換えていたことが分かり!?
美人現役女子高生作家...んんん?????
おかしい。初めて見たはずなのになんだこの親の顔より見た表現は。
めちゃくちゃ井上ミウやんけ!!!天才覆面美少女作家井上ミウこと井上心葉くんやんけ!!!
そして中身を読んでみたらそういうムーブを醸し出しといて実は普通に違って驚かされるという。
なんとまぁ色々と騙されました。
あと肝心の本の中身は段違い(心葉くんの方が数百倍マシの意)だった。
最後に描いたのが竹久だと勘違いされるオチは笑いました。
そんなこんなで文化祭回
結構エッチなラノベ描いてた人だと思われてる竹久が脚本頼まれてるのめっちゃ学生って感じしますね。
相変わらず瀬奈がそこら中掻き乱してて面白い。
良い事してるんだけどね。
文化祭回の面白さがこれだけあったことの7割くらい瀬奈のおかげな気がしてます。
舞台は最初は脚本をなぞって描かれてるだけだったので面白みは薄かったけどその分終盤に来るアドリブパートからは一気に惹き込まれた。
そう!そうこれなんだよ!こういうのが面白い!葵さんグッジョブ!
そしてそこからの文化祭ライブ!ザ!青春!
ここでテンション上がらないものがいるだろうか?
まるで映像が脳裏に浮かぶよう...これを見るために2巻を読んでいたと言っても過言ではない気がする。
最初は渋ってた竹久もエアバンドやると言った後に笑う瀬奈のシーンが特にお気に入り!
大我は前回から続いて頑張ってるので応援してたけどそううまくはいかんよね。2人の未来に幸あれ...。
葵さんも今回で掻き乱しポジなんだなってのがよーくわかったのでなんというか、文学少女で言えば瀬奈が竹田千愛で葵さんが朝倉美羽って感じなのかな。名前だけ見ると葵栞ってヒカルの葵と紫織子なんだけどね(旧校舎には赤城さんもいるし)。
そうすると大我が芥川くんになるけどまぁ概ね関係性というか矢印の向き方は似てるのでそんな感じかなぁと。
笹葉さんはななせポジだし、遠子先輩ポジはまぁ若宮さんなんだと思うけどまだ釈然としない部分ではある。
2巻だと一切出てこなかったけどこの先出番はあるのだろうか?ぽっぽくんもまた出てきて欲しいね。
作中所々である竹久と周りのする既存作品の解釈合戦は2巻になるともう流し読みでいいんかな?という感じになった。
元の作品を読んでいれば楽しめるけど読んでないとそれが一切楽しめない感じなのでここはそういう感じでいいか、と2巻にして思った。
ちゃんと長すぎない程度に本題へ軌道修正されるのでそこまでストレスが無いのは助かっている。
これに関してはただキャラ間のコミュニケーションの一つってだけだから深く考える部分でも無さそうだし。
表紙にある通り今回は竹久×笹葉さんが中心の話だったね。
瀬奈は今回割と2人をくっ付けようとしてる感じで動いてた。謎い。
瀬奈の思考回路がわからないのは2巻でも相変わらず面白いね!
この先の瀬奈が、そして今回掻き乱して行った葵さんがどう動くのか期待して3巻を待ちます。