夕暮れのみかん箱の上で

作品の感想や考察を気ままにあげるところ

シュワシュワの歌詞を読んで思った事

こんにちは。

先日スローループEDテーマ「シュワシュワ」が発売されましたね!

歌詞がすごく印象的で、2番の歌詞が公開されるのを楽しみにしてました。

そして全体的な歌詞を見た時におっ?となったので印象的な部分をピックアップして書いていきます。

投稿日が今日なのはなんとなーく察していただけたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず一つ目

 

「何も言わなくても

わかるよ喜怒哀楽 嘘も本当も」

 

最初の歌詞として紡がれているこの言葉。

いい言葉ではあるのですが作中(原作最新話まで)を当てはめると少なくとも今の3人ではないんですよね。

f:id:ka7zu7ma15:20220228072719p:image

そういえばこの曲を初めて聴いた時、思い出のアルバムを3人で見てるみたいだなあと思ったんですよね。

じゃあ、それを加味してこの歌詞が紡がれてるのはいつか、と考えると5年とか10年後、もしかしたらもっと先なんだな、と思いました。

 

サビの最後に来る歌詞から未来はそうなっていますようにという願いかなとも思いましたが断言してるような歌詞なので違うかな、となりました。

 

スローループは個々がたくさんのすれ違いを得てお互いを理解し合って行く作品だと思っているので最初にこのその関係性の最終地点に近い言葉が来るのは面白いな、と感じます。

 

いつか原作が長く長く続いてこんな関係の3人が見れたら嬉しいですよね。

 

 

 

二つ目

 

「君が忘れても

わたしが覚えてる あの日の一言を」

 

この歌詞が今回この記事を書こうと思ったきっかけです。

ここが1番原作の今に近いんですよね。

浮かんだのは21話「ここがいい」のひよりから小春への言葉、そして37話「幸せ」でふと小春がひよりの言葉を思い返すシーン。


f:id:ka7zu7ma15:20220228070445p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228070449p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228070507p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228070511p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220310100244p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220310100524p:image

ひよりが何気なく言った言葉でも小春にとってはとても大切なもので、この言葉があったからこそこの後からひよりには本当の笑顔を見せる事が増えてきました。

ここは7話のなんでもないよと繋がってるのも好きです。

f:id:ka7zu7ma15:20220228073224p:image

 

思い返せばこれが当てはまるのは小春だけじゃなくて


f:id:ka7zu7ma15:20220228073805p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228073800p:image

 


f:id:ka7zu7ma15:20220228073843p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228073840p:image

28話「大切なもの」での恋とひよりもちょっと当てはまるかなーと

アニメでは恐らくこれが最後に来るのでこの歌詞はもしかするとこちらに寄せたところもあるのかも?

 

三つ目

 

「君が忘れても

わたしが覚えてる 本当の笑顔を」

この言葉が該当するのは小春しかいないので必然的にひよりから小春への言葉になるんだと思います。しかし現状小春の本当の笑顔を知っているのは亡き母親である裕子さんだけなのでこの歌詞が指すのはやっぱりずっと未来の話なんだろうなって感じます。


f:id:ka7zu7ma15:20220228074537p:image

f:id:ka7zu7ma15:20220228074541p:image

でもそれが歌詞に入っているのが嬉しかったです。

いつか原作でひよりが小春の笑顔に言及する話が来たらいいなってここ最近ずっと思ってます。

いったい何年先になるんだ...

 

四つ目

 

「ずっと海が好きなのは」

サビ以外は違うフレーズが歌われているのに対しこの歌詞は1番2番と共通しています。

 

1番の「君がいつも側にいたから」はひよりにとっての恋ちゃん、二葉ちゃんにとっての一花さん、藍子ちゃんにも共通する言葉。

f:id:ka7zu7ma15:20220228165702p:image

これは3人の歌なので後者の側面は薄いのかな?と思わなくはないですが。

 

2番の「いつも変わらずここにあるから」は普通に見たらひよりの独白かなと。

f:id:ka7zu7ma15:20220228165713p:image

 

忘れては行けない事はまだあって

「海」にはもう一つありますよね。

f:id:ka7zu7ma15:20220228165240p:image

小春の苗字です。

作品にとっての「海」の象徴たる人物と言えば海凪小春みたいなところもあります。

ひよりも海凪になりましたけども

 

歌詞の前後にある上記2番の歌詞と「隣にいるだけで今日が輝きだす」や「笑い方似てきたね」や「嫌なことあった日も弾け飛ぶ」は小春が来てからの変化になりますし小春への言葉とも取る事が出来ますし。

f:id:ka7zu7ma15:20220310100956p:image

なんならアニメ映像の該当部分の歌詞で中心に小春がいます。

 

なのでこの歌詞は2人から小春へのメッセージなのかな、とも感じました。

 

スローループに於いて「海」はとても大切な単語なのでそれをこんなに上手く歌詞に溶け込ませてるのは凄いなと感じます。

 

五つ目

「過去も未来も笑っちゃうような今がずっとここにありますように」

やはりこの歌詞は外せませんよね。

この歌詞は曲中で4回言うのですがこの曲は全体的にそれぞれの言葉と取れるので1〜3回で小春、ひより、恋ちゃんの言葉

そして4回目はこの作品を見てる視聴者が感じたもの(作品に触れた作詞家の想い)

そして今の3人が同じ想いを持っているという事なのかなと。

それか全体的に未来の歌詞なのでこれも未来の3人が思っている事か。

 

サビは泡のようにたくさんの思い出が振り返るとどれも特別なものになっている、みたいな歌詞でとても好きです。

その思い出が詰まったものをサイダーと称してるのは良いなあって思いました。

 

この先のスローループがどうなって行くのかはまだわかりませんが、原作の1話から追っている身としてこれからの3人がどう仲良くなって行くのかとても楽しみであり、この先の彼女達の幸せを願わずにはいられませんね。

 

おまけ

サビでなんでシャボン玉飛ばしてるん?と思ってたら(炭酸の泡とシャボンが似てるからだと思ってました)

9話の特殊EDにもなっているゆるゆらりるの歌詞にシャボン玉って歌詞あって腑に落ちました。

f:id:ka7zu7ma15:20220310102212p:image

とか思ってたら6巻の見開きカラーでシャボン玉してて無事死にました。