2巻出るのまだかな、まだかなと待ち侘びていました!やっと読めた!嬉しい!
そしてサブタイトルが今回も素晴らしい!1巻でもサブタイトルの良さに惹かれたところもあったけど今回はもっと良い!
表紙もまさに歌姫!って感じで良い。にもし先生の幻想的なイラストってどうしてこんなに素晴らしいのでしょうか。眼福です。
読むのに時間がかかったのには理由があって
なんとなく、なんとなくなんですけど2巻で終わってしまうんじゃ無いかって思ってしまって、中々すぐ最後まで読もう!と言う気になれず、少しずつ、少しずつ読んでいました。
と言うのもアリアってあとがきでも触れられてますが歌に関連する名前なので、もう歌の部分に来てしまうのか!と言う嬉しさと不安半々と言った感じで。
思い返してみれば1巻で既に両親の元へ行ってまるでアリアの目的の一つが果たされていて、1巻で完結と言われてもおかしくない良さがあったので今思えば杞憂だったのかな、と。
好きな話は教導の島。
神樹に言われるがまま生活していると言うもうなんだよそれは!ってなる胸糞悪さが半端ないのが好きです。
ニーナが命令に背いて自分の意思で行動していくのは熱かったですね。
ただこの島は全くハッピーエンドじゃないのでそこも苦味ですが旅ものでこういう話は大好物なのでどんとこい!って感じです。
中でもアリアがとても可愛いかったです!
ニーナの提案で泊人とアリアがデートしているシーンはずっとニヤケが止まりませんでした。
特にアリアが泊人と腕を組む挿絵の赤面アリアのかわいさと言ったらもう!!!!たまらんです!!
音楽の島はなんと言ってもアリアの歌唱シーン!
1巻でもそうだったのですがとにかくエアロノーツは作品の世界に没入できるんですよね。
アリアが、泊人が、目の前で動いてるんです。
言うほど読む人ではないのですが、ここまで没入できる作品って珍しいなと思います。
特に今回それが大きく活かされたのがここだなって感じます。
暗闇で歌うアリア、オーグメントを使った演出も全て映像で見ているかのような臨場感があって読んでいる時は観客席に座っている気分でした。
それはきっと森日向先生の文章の魅せ方が本当に素晴らしいからなんだろうな、と感じます。
読み終わった時の満足感は半端なかったです。
アリアが泊人の事を分かりきってるのもまたニヤケポイントでした。
この2人の関係の行く末を見届けたいです。
3巻も気長に待っています!
そして孤高の島もありましたね!
アリアと泊人の出会いの話はずっと読みたかったので読めてよかったです。
図書館の島はこれから読みます!
あともいっこありました
あとがきの後に次回予告みたいに次に繋がる話があるのすごく好きです!