こんにちは。
普段は単行本が出てから1巻分丸々と描くのですが我慢できないので最新号の感想を書こうと思います。
ちなみに最新号はお近くの本屋かコミックFUZ(ふぁず)のきららフォワードをちぇけら!
というわけで。
いつもはTwitterにたくさん書いていたりするのですがTwitterだと流れてしまうなどがあるのでここに書き残そうと思いました。
では行きます。
まだ読んでない方はここで戻るボタンを押してください。
後途中でまだ書かれてない作中時間の話(主に小5以前の話)は想像で書いてるのでこんな考えもあるんだー程度に流してください
今月号は二葉ちゃんと藍子ちゃんと二葉の友達3人(9話の扉絵と冒頭のシーンや11話の冒頭のシーンにいる子達です)
で釣りに行くお話です。
藍子ちゃんは男子が嫌いなため複雑な気持ちで行くことになります。
二葉ちゃんが最初に藍子ちゃんに店から持ってきたライフジャケットを貸し出すのですが、二葉ちゃんの着てるライフジャケットがとても可愛いデザイン。
こんなデザインあるのかというくらい1番目立ってます。
でもこういう可愛いデザイン着るのって以前は無かったんじゃないかなって思うのです。
今までは男子と遊んでいたわけですからきっとみんなが着ているのと同じデザインのものを着てたんじゃないかと
そう思うと藍子ちゃんと遊んだ影響がこういうところに現れているのかな?と思うと少し2828してしまいますよね。
今回は今までの可愛い二葉というよりも男子と遊んでいた時の男らしい二葉の一面がたくさん見えてきます。
藍子ちゃんがその度にキュンとしてるところがとても恋する乙女みたいで可愛いです。
まぁ相手は女の子ですけども。
男子と話す中、藍子ちゃんの回想では4人でサッカーを楽しそうに遊んでいる二葉ちゃんとそれを遠目から見る藍子ちゃんの姿が映されます。
そして女子と色々あったという山本くんのセリフ
ここから色々と想像して行くと藍子ちゃんは何故二葉ちゃんと友達になったのかが大体予想がついてきます。
藍子ちゃんはまず男子が苦手な年頃のませた女の子です。
そんな子が何故男の子っぽい二葉ちゃんのような子と友達になったのか。
以前から藍子ちゃんは二葉ちゃんに憧れのようなものがあるのではないかと思っていました。
あの二葉ちゃんを見る姿は憧れのそれに見えました。
でも憧れだけじゃ近づきにくいのもまた事実です。
そこでターニングポイントとなったのが
女子とのいざこざなのだと思います。
そして5年生で一緒のクラスになった時に友達になったんだと。
ですがそれはただ友達になったと一言で片付けられるものではありません。
第一に女子とのいざこざがあってそれがまだ完全に溶けていないとすると藍子ちゃんにも相応のリスクが伴うと思います。
それこそ残り2年が劇的に変わってしまうほどの。
でもそれを物ともせず歩み寄り友達になったのは憧れと、彼女の優しさがあるのだと思います。
そして心の何処かでまたあのカッコいい二葉ちゃんが見たいと思ってもいたんじゃないかなと。
それが13話でもっと仲が深まり、今回でようやく元の二葉ちゃんに戻ってきたのかなと。
もしかすると15話前から男子との交流はあったのかもしれません、が5年になるまでは無かったはずなので作中時間だと3〜4ヶ月での出来事です。
ともあれ藍子ちゃんの存在はやはり二葉ちゃんにとっては大きな救いだったのかなと思います。
4人の仲を再び繋いでくれたのは他の誰でもなく藍子ちゃんなのですから。
そしてその輪に藍子ちゃんも今度は入る事が出来ているのが本当に嬉しいですよね。
藍子ちゃんも心の何処かでは嬉しいと思っているはずです。表には出ないだけで
2人きりで遊びたいと思っていたのもまた事実ではあると思いますが、、
この関係の大切さを藍子ちゃんがわかるのは果たして何年後か。
失って初めて気付く大切さもありますので中学に上がった時が一番あり得るかな?中学に上がると嫌でも男女の違いを感じてしまい気軽に遊べなくなるのはよくある事だと思いますし。
ともあれここまで書いてきましたが薄っぺらくなってないかとても不安です。
後余談としては今回の話はうちのまいこ先生が小5の範囲で習う漢字は漢字、習わない漢字はなるべく平仮名という拘りを持って書いていてそこを見るのもまた楽しかったです、この漢字まだ習わないんだなーとか。
後はラストのコマですよね、藍子ちゃんの家族がチラッと見えます。
前に電話してる時の家の背景からいい家庭で育っているだろうというのは思っていましたが本当に幸せな家庭そのものなのがその1コマだけで伝わっており、うちのまいこ先生の凄さを感じます。
本当にヒューマンドラマ作品としても完成度がとても高い作品だと思うんです。
今回でもそれを強く感じました。
ではでは!そのうち2巻の感想も書きます。